パンクにまつわるこぼれ話 5(バースト)


前回(こぼれ話 4)に引き続き、
今回は「バースト」を起こした自転車が、
タイミング良く入庫となったので掲載しておきます。

puncture17
以前、パンク修理ご依頼で、ご入庫した時に、
「タイヤ&チューブの状態が酷く、交換時期もとっくに過ぎてますよ。
本来はパンク修理じゃなく交換がおすすめなんですが」
と、お客様に説明させていただきましたが、
その時は、パンク修理だけとなってしまいました。

納車時に、
「タイヤ全体の亀裂やタイヤサイドがめくれていて、超危険ですよ」
「近いうちに別のところでパンクやバーストが起こるかもしれないので、
細心の注意をはらってご利用くださいね」
と、お伝えしてお渡ししたミニサイクル。

それが、言っていた通りの事が起き、再入庫してきました。
上の画像のオレンジ枠の部分は前回修理個所ですが、
バルブから左へ10cm位のところに「バースト」した穴が広がっています。

puncture16
長年のタイヤ内側との擦れで薄くなり、経年劣化で弱くなり、
このタイミングで、破裂を起こしたのでしょう。

全体的に、タイヤ内側との擦れやカーカスの跡が付き、
非常に危険な状態だったことが伺われます。

タイヤ内部ではこのようになっているということを、
皆さんも知っておいて下さい。

タイヤのほうはと言いますと、
puncture18
以前より存在したこの部分が今回のバーストに関連していると思われます。
これは、前回入庫時にはあった破損なんです。
それに、全体に亀裂が入っていることと、
ビードまわりがリムと擦れて、ベルトが出てしまっていることで、
場合によっては、走行中にタイヤが外れる危険さえあります。

内側のカーカスは無くなっていて、ベルト繊維のみとなった状態
空気を入れると、ここのまわりが少し盛り上がるんですよ。
何かのきっかけで、破裂(バースト)を起こしかねない。

スピードを出していたら、大変危険なことになっていたでしょうね。
特に、前輪だと大事故になりかねませんので、
甘く見ないようにして下さい。


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