パンクにまつわるこぼれ話 4 (バースト寸前)


なかなか終わらない、パンクにまつわるお話し。
(ネタ切れ中ってのもあるんですがね。)

ちょっと怖い、バースト寸前の自転車修理が入ったので、
思わず掲載してしまいました。

まっ、何回も同じ事を書いているかもしれませんが、
注意喚起の一環として、我慢して読んで下さい。

先日、ご近所のお客様が、出かけようとして気付いたリアパンクでご来店時の話。
タイヤもかなり経年劣化でサイドウォールの亀裂が凄い。
トレッド表面の硬化も見受けられ、そちらにも亀裂が拡がっていた。
本来なら、タイヤ&チューブで交換となるような状態なのだが、
急いでいる様子と、「半年使えれば良いのでパンクのみの修理で願います」 とのご依頼。

タイヤ全周にわたって亀裂が入っていることと、チューブのへたりなど、
お客様にも確認していただく。
パンク穴位置と一致するあたりのタイヤのサイドウォールを見ると、
相当の劣化が進んだ亀裂が確認できる。

puncture12 puncture15
サイドウォールの亀裂や、その他亀裂が全体に入っているのが分かると思う。

puncture13
タイヤ裏側 カーカスも薄くなって透けていて、ベルト繊維だけ残っている。
また、カーカス全体も空気圧不足で長年の使用によりチューブとの擦れで、
薄くなってきていて、ベルト繊維が浮き出し始めていた。

客待ちで急いでパンク修理に取り掛かり、水調べ、パッチ当て修理、
元に戻して空気を入れてみると、なにやら様子がおかしい。
問題の部分の亀裂が上下3~4mm位、前後に幅10cm以上ひろがり、
タイヤが「腫れ」のように膨らんでいる。
危険な状態なので、当店としては、交換修理をさせていただきたい・・・んだが。

お客様はお急ぎのようでしたので、
このままのご使用だと、バーストを起こすか、直ぐ他の場所からパンクが始まること。
そして、
スピードは控えめに、注意しながら走行して下さいと伝えてお見送り。

やはり的中、それから30分もしないうちに、パンクして戻ってこられました。
お伝えしたとおりになってしまい、結局、タイヤ&チューブの交換となりました。

puncture14
左四角パッチは昔の修理跡、オレンジ枠のパッチは今回の修理箇所
チューブサイドにはベルト痕の傷が結構入っている。

今回のタイヤ&チューブは、
サイドウォールにタイヤを一周する深い亀裂が入っていて、内部のベルト繊維が見えていた。

特に今回パンクした位置(バルブ近辺)は、サイドウォール表面と、
内側のカーカスも劣化して割れており、間のベルト繊維だけで繋がっている状態だった。

普段、空気の少ない状態で走行を続けていたから、むき出しのベルト繊維とチューブが擦れて、
チューブに擦り傷がたくさん入ってしまっていた。

そして、そのそばに以前のパンク修理跡があることを考えると、当時パンクして走行し、
チューブの「縒れ(ヨレ)」がそこに出来て、しわの凹凸がチューブを弱くしてしまった。

劣化・擦り傷・ヨレ跡などが複合的に絡んで、今回の結果になったようだ。
唯一、バーストを起こさなかったことは「不幸中の幸い」だった。

皆さんも、ご使用中の自転車のタイヤ、
一度、見て、触って、点検をしてみてください。

判断をしかねる方は、当店にて点検させていただきます。
お気軽にお越しください。


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