ハンドルステムの欠陥?そして、怪我


今更ながら、過去の私に降りかかった忘れられない体験を書こうと思う。

あれは、2011年6月初旬の出来事。
ある晩、確か8時頃にコンビに買い物に出かけようと、
自宅玄関の中から PEUGEOT Pacific(折りたたみ自転車)を道路まで出し、
いつものようにまたがり、
いつものように左ペダルから漕ぎ出し、
全身に力が入り出す、
握ったハンドルにも必然的に力がかかる・・・
次の瞬間・・・普通、ハンドルは固定されているので反力が手に伝わるはずなのが、
その時は、両手でハンドルを握ったまま、上体が空中に浮遊している感じが・・・。

一瞬、何が起こったか分からないうちに、気が付くとアスファルト面に顔面からダイブ。
かなりの衝撃を受け、鼻・オデコ・頭部を擦りながら打ちつけた。

意識は有り、すぐに立つことは出来たので、
手で顔面や頭を触って見てみると、血だらけになっていた。吹き出す勢いだ。

すぐさま家に戻り、タオルを数枚取り替えながら当てて止血。
救急外科病院へ連絡し、大急ぎで病院へ身内に連れて行ってもらった。

3箇所ぐらいの裂傷で、20針以上縫って傷口を塞いでもらう。
先生曰く、「女性じゃないし、年齢的にも綺麗に直らなくても大丈夫ですよね」とのこと。
まあ、私も納得してるんで、整形して綺麗に直そうとは思いません。
現在、遠見には分からないが、近くでよく見ると傷のあとは残っているのがわかるくらい。

 

さて、その時の破断した画像がこれである。(何かあったときのために証拠として撮影)
peugeot2クランプはボルト1本でハンドルを固定するようになっていて、
ステムとの溶接部分が反対側にある。この部分(ビード上部)が破断を起こしたのである。
片側のボルトの締め付けによりこの部分に引っ張り応力が絶えずかかっていることと、
長年の振動も加わり、金属疲労で微細な亀裂が入り、突然の破断となったようだ。
前日まではなんでもなかったのに、本当に突然やってくる・・・恐ろしい!

 

peugeot4ボルトを外してみた。
赤いのは吹き出した血が飛び散ってついたもの。

 

peugeot5破断面はこのようになっている。

※上記画像は事故翌日に撮影したものです。

事故後、
交換したステムは、前後2本止めに変更されていた。
自分が考えるに、いくつか同じようなことがあって、
アップデートされたパーツなんだろうな・・・と。

もう少し先で、暗い道で走っている時にでもなっていたら、
もっと大事故になっていたかもしれないと考えると、
幸いにも、自宅前での出来事で良かったのかも知れない。
と、自分には「ラッキーだったね」と言い聞かせている。

peugeot1

今はもう、この自転車は手元にはありません。


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